車のフロントガラスは3枚の合わせガラスを使って、強度と飛散防止の2つの機能を両立させています。

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フロントガラスの仕組み

綺麗なフロントガラス越しの景色

車のフロントガラスは、運転時の視界と搭乗者の安全を守る重要な役割を担っています。

 

当然、相応の強度を求められていて、飛び石や事故などでフロントガラスが割れることはありますが、よほどの衝撃がない限り貫通や飛散することはありません。

 

フロントガラスのトラブルでもっとも多いのは、飛び石による小傷で、些細な飛び石であればリペアキットで簡単に修理できます。

 

フロントガラスが飛び散らない仕組み

 

4方向に付いている車のガラスの中でも、フロントガラスは飛び抜けて高い強度を確保しています。
これはガラスそのものが強化された特別な素材を使っているのではなく、3枚の合わせガラスを使っているからです。

 

車のフロントガラスは運転時の視界を確保するために透明度が高いですが、実は3枚のガラスがくっついた合わせガラスになっています。

 

3本の矢の話と同じように、普通の強度のガラスであっても3枚の合わせガラスにすることで、ガラス1枚に比べて3倍以上の強度になる仕組みです。

 

さらに、ガラスの間に飛散防止フィルムを貼っているので、万一ガラスが割れても粉々に飛び散ることはなく、クモの巣のようにヒビが広がる構造になっています。

 

自動車事故を起こした場合、ガラスが簡単に割れてしまうと障害物が運転者や助手席の人に直撃するほか、搭乗者が車の外に放り出されてしまうなど、幅広いリスクが発生します。

 

そこで車のフロントガラスは強化ガラスではなく合わせガラスを使って、強度と飛散防止の2つの機能を両立させているのです。

 

 

合わせガラスのメリット

 

合わせガラスのメリットは、ガラスの強度を上げて飛散防止機能を付けるだけではありません。
フロントガラスに合わせガラスを活用すると、以下のメリットが得られます。

 

  • 断熱性能
  • 遮音性能
  • 紫外線カット(主に99.9%カット)
  • ガラス上部に日射しカット機能(色)を付けられる
  • ディスプレイを付けられる(一部の高級車に採用されているヘッドアップディスプレイ)

フロントガラスに映る青空

 

従来の車は、合わせガラスではなく強化ガラスを使われていて、道路交通法では一定に基準を満たせばフロントガラスに1枚の強化ガラスを使ってもいい決まりになっています。

 

それでも高級車を含めて合わせガラスが主流になっているのは、安全性のほかに多数のメリットがあるからです。

 

 

フロントガラスの表面は柔らかい?

 

フロントガラスは合わせガラスを使っていて、重量や厚みなどの問題からガラス1枚は薄くて強度もそれほど高くありません。

 

3枚の合わせガラスになっている構造から、大きな衝撃には相応の耐久性がありますが、ガラスの表面はそれほど硬くないので小傷が付きやすいです。

 

小傷が付くと油膜がつきやすくなって、雨を弾かなくなったりガラスが曇りやすくなる問題が出てきます。
そのため、ガラスは定期的にコーティングをして表面の凹凸を整えるメンテナンスが必要です。